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第236話 40年と5分

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轟部長は小学生からパソコンを使っていて、あらゆる言語を触っているので作ったものに関してはほぼ構造が頭に入っているようです。

そうなると、バグが起きても修正も対応も呉くんが1時間かかるのを、たった5分でできるのもわかるのですが、その時間は5分ではなく、今まで技術を磨いてきた40年があるからなのだ、という説明です。

職人、技術職にいるものはかくあるべきだと思います。

プロの仕事はいつも気持ちよく見ている方が感心したりします。通常の生活していてもプロの仕事を見る機会が結構ありますが、

・阪神地下で見るケーキ作りの職人さん
・大きいトラックやトレーラーを運転する運転手
・野球選手のスーパープレー
・厨房からチラっと見える中華鍋をふる店主
・TOKIOの城島さんのユンボ使い

みたいなものを見ると、その道の職人だとしみじみ感じますし、そういった方の仕事ぶりは一朝一夕では身につかない歴史を感じます。

また、熟練の仕事をしている方は普通の人が1時間かかるようなことも、わずか10分程度でさくさく終えてしまうようなこともあります。

その度に感じるのですが、これだけ早くできることと熟練した技術や自己研鑽は全部繋がっているので、熟練だから早くできる=早くできるから工数かからず費用が安くなる というのはまた違う話です。

>>値切りをして良い相手としてはいけない相手

職人さんの仕事を値切ってはいけません。

もちろん(基本的に)安くてよくて早い対応が好まれるのもわかるのですが、しっかりと価値を伝えるのも大事。クレアネットの仕事は技術職ですが、そういった技術職だからこそ、そして技術職を知ってくれているお客様は長くクレアネットに相談してもらってます。

日々技術を磨き研鑽するクレアネットをどうぞよろしくお願いします。